五十鈴会isuzukai

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理事長の挨拶greeting

「おもろいかも五十鈴会」
一度ご自身の目で確かめてみて下さい。

社会福祉法人五十鈴会は、「福祉で村興しを」との思いを持つ地域の有志が集まり、平成2年に京都府加佐郡大江町(現:福知山市大江町)で立ち上がりました。地域に密着し、地域に育てられながら沿革にあるように活動を続け、従来型施設を含めた早期のユニットケア導入等地域の高齢者福祉をリードする意気込みを持って先進的取り組みを行ってきました。地域包括ケアシステム構築が謳われる現在では当たり前のこととなっていますが、スタート直後から「医療と介護の連携」を重視してきたことは、大きな特徴といえます。

私は特別養護老人ホーム五十鈴荘の嘱託医を兼ねていますが、医療職である看護師(開設当時は看護婦)と介護職がとても積極的で、それに引っ張られるように、病院によっては敬遠する所もあった医療的に重度な方を早期から受け入れてきました。気管切開、鼻腔栄養、胃瘻栄養、中心静脈栄養、在宅酸素療法、カテーテル留置中等のご利用者が、長い方では15年以上生活なさっています。もっとも、介護職の医療的ケア資格要件が厳しくなって歯がゆい思いの昨今ではありますが・・・

また、早くから配置要件にはない理学療法士、作業療法士を採用し、強力な医療職の一員として活動してもらっています。訪問看護ステーションのメンバーとして、生活リハビリテーションの視点でご利用者個々の生活環境に合わせた援助を行い、難病の方や重度障害小児の在宅療養にも活躍中です。中でも特筆すべきは、全国的にも屈指の「姿勢ケア」への取り組みです。施設、在宅を問わず多職種協働の指導的役割を担い、ご利用者が安楽に過ごしていただけるよう日々研鑽し、他施設職員にも開放した研修会を継続して開催しています。

更に、介護職の腰痛予防教育も担い、「持ち上げない介助」をキャッチフレーズに、移乗や立ち上がり介助リフトを多数導入しました。 「おもろいかも五十鈴会」 一度ご自身の目で確かめてみて下さい。

理事長 吉河 正人

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